まよいみち くねくね

還暦過ぎ♂の中年の主張 

違和感

 安倍元首相が銃撃され、亡くなってから早や10日。マスコミの関心は、容疑者の犯行の動機・背景、警備体制の不備、そしていち早く政府が決めた国葬対応についてなどをめぐるものとなっている。

 この間の新聞等の論調で、自分の思いに一番近いと思ったのは、7月15日地方紙配信の、作家:高村薫氏のインタビュー記事「安倍氏の功罪 冷静に判断を」だった。発生当初から「言論封殺」「民主主義への挑戦」と誰もかも訴えていたが、はたしてそうなのか、なんかズレているのではないだろうか。

 そして、現場や葬儀場に、献花をもって訪れる人の行列が絶えないと報じるニュース。あってはならないことには間違いないが、偉大な功績を残したと評価し、涙する人たちの気持ちがよくわからない。