まよいみち くねくね

還暦過ぎ♂の中年の主張 

キネマの時間

 久々の映画館で、トップガン マーヴェリックを観た。前作が1986年公開なので、36年ぶりの続編となる。まさにトム・クルーズによるトム・クルーズのための映画ではあったが、36年間空いたことで、むしろ登場人物たちの人生物語が深く語られたようで、心が揺さぶられた。ベタかもしれないけど、アイスマンの登場の仕方には胸が打たれる。続けざまに続編を作るのもありかもしれないが、こんなふうに長い年月のあとの続編には、その年数分の重みを感じる。

 さて、映画館の洋画上映では、外国語に堪能でない一般人は、当たり前だが、日本語訳の字幕スーパーがあることで意味が理解できる。そこで、いつも思う事なのだが、エンディング・クレジット(エンドロール)にもぜひ、日本語訳をつけてもらえないだろうか。本篇が終わったあと、その映画の出来に、ひとりふける時間がエンディング・クレジットの時間なので、日本語訳をつけてもらえると、なお一層、本篇の理解が進むと思うのだが。というか、エンディングに何が書いてあるのかわからないままだと、なんとももったいない気がするのだ。同様にオープニング・クレジットも。劇中のシーンでもできれば、と思うこともままあるが、これは難しいでしょうからおいといて。

 配給会社さん?映画ファンへのサービスの一環として、ぜひ検討してもらえませんか。